ROCIO の魅力

進化した scene shoes バレエシューズ

scene shoes は、2nd collection においてバレエシューズ「ROCIO」を発表しました。職人たちの飽くなき探求心と、設立当初から貫くブランドのこだわりと熱意によって、約一年の歳月をかけて完成しました。

「ROCIO」は、早朝、葉に落ちる露の丸さをイメージしたラウンドシルエット。スペイン語「朝露 / Rocio de la Manana」から名づけられたスタイルです。横幅はしっかりとありつつも、つま先にかけて緩やかに細くすることで、ありがちなつま先のボリュームを抑え、足を華奢に見せてくれるデザインとして評価されています。

「 ROCIO」の特徴は、主にアウトソール、レザー、パターンの３つ

製造工程から見直し開発したEVAアウトソール

柔らかい、脱げにくい、薄く美しい。相反する女性のわがままが叶いました。
柔らかくクッション性のあるアウトソールには厚みが必要となり、薄く加工するには固さが必要。固いソールは脱げやすく、薄いソールではクッション性が乏しくなります。私たちは、このソールの開発に最も多くの時間を費やしました。製造工程から見直し、原材料の種類や配合比率など幾度となく試作を重ね、今までにない新しいEVAソールが完成しました。

柔軟性と弾性力
柔らかく反り返り、アウトソール自体が強く戻る力を持つことにより、歩行時の足の動きに合わせ素足のよう動き、甲浅のデザインにありがちな踵の脱げ感を解消しました。

まるでレザーのような薄いアウトソール
アウトソールの厚みを薄くし、縁を削り取ることで、まるでレザーソールのような佇まいを実現しました。薄いアウトソールは、アッパーと地面との境目をすっきりみせ、靴だけではなく足を美しくみせてくれます。

親指の下のクッション性をキープ
自由に形成できるEVAの特徴を生かし、靴の内側にアウトソールの厚みを持たせることで、長時間の着用で負荷のかかる親指の下のクッション性をキープしています。

すべてが ROCIO のための別注レザー

スペイン屈指のタンナーと共に、革種、質感、カラーすべてをいちから作り上げています。本場ヨーロッパだからこそできた ROCIO に最適な柔らかさと高級感、ふさわしい美しい発色のレザーが完成しました。

張りのある牛革が持つ上質な高級感
彼らが手掛ける最高の牛革を使用。この革の持つ「張り」を残しつつ、足の形に自然に馴染み、足が柔らかさを感じる絶妙な厚みまで革を薄く漉き（すき）、木型に最適な厚みに辿り着きました。

ユニークなカラーと質感
ヨーロッパの熟練した職人たちの染色・加工技術により、私たちの世界観を表現する絶妙なニュアンスが、革で表現されました。