2022.09.15
抜群の履き心地を叶えるスペインクオリティ
足を美しく見せることはもちろん、履き心地にも優れたシューズ
それは、scène（シェーン）がブランド設立当初から貫くこだわりのひとつで、木型、ライニング、バックカウンター、アウトソール、そのすべてがオリジナルで開発されています。甲浅のデザインは脱げやすく、甲深だと足がキレイに見えない。フラットシューズを履いたことのある人の多くが感じるジレンマに木型からアプローチ。あらゆる足の形に合うようにワイズを設定しつつ、洗練して見える絶妙な木型を探りました。
(写真：FLOR Ana Pupila)
足を優しく包み込むようなホールド感
バックカウンターを踵の形状に合わせ台形のパターンにすることで、しっかりとフィット感を持たせました。そして、履き口の伸縮性のあるテープのステッチにもこだわりました。ステッチの幅/種類により足のホールド感が異なってきます。丁寧に縫い上げられた細く美しいステッチにより、脱げやすさを軽減し、足を優しく包み込むようなホールド感が叶いました。
素足のような軽やかな履き心地
抜群の履き心地を生み出す最大の特徴が、厚みの異なるアウトソールです。長時間の着用で負荷のかかる親指の下のクッション性はしっかりとキープしつつ、土踏まずの部分を極限まで薄くすることで、さらに反り返りがよく、足の動きに合わせて動く、まるで素足でいるような軽やかな履き心地を実現しました。まるでレザーソールのような美しい佇まいも特徴です。
靴の内側にも並々ならぬこだわりが宿ります
普段は見えない部分でありながら、足に直接触れる靴の内側にも並々ならぬこだわりが宿ります。レザーとラインングの間に挟んだスポンジは、表面に見えるレザーの風合いを損なわず、それでいて足を包み込むような優しい履き心地を叶える適切な厚みを模索し、試行錯誤しながらミリ単位の修正を繰り返しました。これらのディテールを支えるのは、信頼するタンナーから仕入れた上質で柔らかなレザー。sceneのシューズは、一度足を通すとスペインメイドの良さを実感できると自負しています。
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